バイアグラは偽物が多い?入手方法やジェネリックなど基本情報を解説
バイアグラとは?
バイアグラとは、ファイザー社が製造販売している勃起不全(ED)の治療薬です。
主成分は「シルデナフィルクエン酸塩」です。
特許が切れたことにより、バイアグラのジェネリックが多く販売されています。
国内製品では「シルデナフィル錠」、海外製品では「カマグラ」などのジェネリックが人気です。
バイアグラの効果
バイアグラは勃起を促す効果があります。
血管を拡張し血流が良くなることで、海綿体(亀頭部分)に送る血液が増えるからです。
バイアグラは以下のどのタイプのEDでも有効です。
- 心の問題
- 体の問題
- 心と体の両方の問題
バイアグラは血液量を増やして勃起しやすくするので、以下の方にもおすすめです。
- 加齢で勃ちが悪くなってきた
- 中折れする事が多くなった
- 中折れする事が多くなった
- 勃起の持続時間が短くなった
ED(心の問題以外)は、基本的に加齢が原因です。
40代からEDが増えるデータも出ています。
従って、40歳を過ぎて勃ちが悪くなってきたら、バイアグラを服用することをおすすめします。
バイアグラの特徴
バイアグラの特徴は、以下のようなものがあります。
- 20年の実績がある
- フィルムタイプがある
- 7割~9割の利用者が効果を実感している
バイアグラは20年の実績があるので、効果を実感している方が非常に多いです。
それに加え、知名度も高いです。
「ED治療薬と言えばバイアグラ」と、EDに詳しくない方でもバイアグラを知っています。
バイアグラは臨床試験も多く、データが豊富なので信頼性があります。
ですので、ジェネリックではなくバイアグラを選択する方が多いです。
「バイアグラODフィルム」という名前で、フィルムタイプのバイアグラがあります。
バイアグラは錠剤が大きいので、苦手としている方が多いです。
ですが、バイアグラODフィルムは口の中で溶かすだけなので、簡単に服用することができます。
症状にもよりますが、7割~9割の男性がバイアグラの効果を実感しています。
この7割~9割という数字は、バイアグラを製造しているファイザー社が行った臨床試験の結果です。
ジェネリックは同じ成分ですが、データがほとんどありません。
従って、「確実性を求める方」や「失敗したくない方」が、バイアグラを多く利用しています。
バイアグラの副作用
バイアグラの副作用は、以下のようなものがあります。
- 動悸
- 頭痛
- ほてり
- めまい
- 視覚障害
- 鼻詰まり
- 視力の低下
- 視力の喪失
- 4時間以上の勃起
- 血圧の急激な低下
特に多い副作用は、「頭痛」と「ほてり」の2つです。
国内の治験データ(157例)では、以下のような数字が公表されています。
- 頭痛:20例(12.74%)
- ほてり:16例(10.19%)
頭痛とほてりは、全体の20%以上に出ている副作用です。
ですので、頭痛やほてりの副作用が出ても問題ありません。
これらの副作用は、血流が良くなり「バイアグラが効いている証拠」だと思ってください。
バイアグラの飲み方
バイアグラの飲み方は、以下のことを意識してください。
- 食前に服用する
- お酒を飲みすぎない
バイアグラは、空腹時に服用することが理想です。
空腹時に服用することで、バイアグラの有効成分がしっかりと血液中に吸収されます。
食後か食前かで、「勃起の硬さ」や「勃起の持続時間」が変わることもあります。
お酒は1,2杯程度なら、飲んでも問題ありません。
むしろ、少量の飲酒はリラックス作用が働くので、バイアグラの効果をより引き出す事ができます。
しかし、飲みすぎると以下のような症状が起こります。
- 勃起機能の低下
- バイアグラの効果が薄くなる
- お酒が普段より回りやすくなる
バイアグラの勃起効果を確実に得たいなら、お酒はほどほどに控えましょう。
バイアグラの注意点
バイアグラの注意点は、以下のようなものがあります。
- 併用禁忌
- 併用注意
- その他(併用以外の注意点)
この3つを理解せずにバイアグラを服用するのは大変危険です。
安全に服用するためにも、しっかりと理解しましょう。
併用禁忌
併用禁忌とは、「バイアグラと併用してはいけない薬」の事です。
併用禁忌の薬は、以下のようなものがあります。
- 硝酸剤及びNO供与剤
- アミオダロン塩酸塩
- sGC刺激剤
上記の薬を服用している方は、バイアグラを服用しないでください。
また、以下に当てはまる方も、絶対に服用してはいけません。
- 低血圧
- 高血圧
- 肝機能障害
- 心臓や血管に関する病気
- 性行為を医者に止められている
重い副作用が発生する可能性があるため、上記に当てはまる方はバイアグラを服用してはいけません。
併用注意
併用注意とは、「注意すればバイアグラと服用しても良い薬」のことです。
併用注意の薬は、以下のようなものがあります。
- チトクロームP450 3A4阻害薬
- チトクロームP450 3A4誘導薬
- 降圧剤
- α遮断剤
- カルペリチド
上記の薬を服用している方は、医者に相談した上でバイアグラを服用してください。
個人の判断で、バイアグラを服用するのは危険です。
持病や持薬がある方も、必ず医者に相談しましょう。
その他
下記にあてはまる方は注意が必要です。
- 65歳以上の高齢者
- バイアグラ以外のED治療薬を服用している
65歳以上の高齢者は25mgから服用してください。
高齢者は「血中濃度(血液中の薬の成分)が増加する」データがあり、バイアグラの効果が強く出る可能性が高いからです。
効果が薄かった場合は、医師に相談した上で50mgを服用しましょう。
また、ED治療薬は1日1錠までです。
ED治療薬を過剰摂取すると、副作用が発生しやすくなるなどリスクが高まります。
バイアグラを服用する場合は、別のED治療薬の服用はやめましょう。
バイアグラの入手方法
バイアグラの入手方法は、以下のようなものがあります。
- 医療機関で処方
- 個人輸入による通販
どちらもメリット・デメリットがあるので、解説していきます。
医療機関で処方
医療機関で処方するメリット・デメリットは、以下のようなものがあります。
デメリット
- 病院に通う必要がある
処方が必要でムダな診察代がかかる
- 保険が使えない
全て自費。バイアグラは1錠1,300円~1,500円
- 検査代や診察代
血液検査や血圧測定があるので診察代が高くなる
メリット
- 医師の診断がある
体質にあったED治療薬を処方してくれる
- すぐに購入できる
医療機関だと即日でバイアグラを購入できる
価格が高くても良いから「即日で購入したい方」や「自分に合ったED治療薬を知りたい方」は、医療機関で処方してもらいましょう。
個人輸入による通販
個人輸入による通販のメリット・デメリットは、以下のようなものがあります。
デメリット
- バイアグラが偽物
流通している偽物のほとんどは詐欺サイトによるもの
- 商品が届かない
個人輸入の通販は詐欺サイトが多数ある
メリット
- 処方より安く購入できる
通販は診察代がかからず価格も安い
- 病院に行く手間がない
ムダな時間がかからず好きな時に購入できる
- 簡単に購入できる
自宅で3分程度で購入できる
- 100mgのバイアグラも販売している
日本は50mgまでだが、通販は100mgのバイアグラが購入可能
通販にもデメリットはあります。
しかし、「お薬なび」など信頼できる通販サイトから購入すれば、何も問題ありません。
通販サイトは、バイアグラを「安く」「楽に」購入することができます。
買うサイトさえ見極めることができれば、通販はメリットしかありません。
バイアグラの偽物
バイアグラの偽物は、以下のような特徴があります。
- 錠剤に何も書かれていない
- 錠剤に数字が記載されている
- ひし形ではなく丸の錠剤
- 青じゃなくて別の色
- 製造国および製造元が不明
- Pfizerのロゴがない
- 1000円以下で販売している
- 本物より大きい、または小さい
一つでも当てはまったら、基本的に偽物です。
以下でバイアグラを購入するなら、偽物の心配はないのでご安心ください。
- 信頼できる通販サイト
- 病院で処方してもらう
価格の安さだけで、判断しないようにしましょう。
特に通販サイトだと、偽物を買わされることがあります。
ですので、「お薬なび」や「空詩堂」など、信頼できる通販サイトで購入しましょう。
バイアグラのジェネリック
バイアグラのジェネリックは、以下のようなものがあります。
- シルデナフィル錠
- カマグラ
- カマグラゼリー
- スーパーカマグラ
- ノボシル
- バイスマ
ジェネリックは未承認薬もありますが、バイアグラと効果は同じです。
シルデナフィル錠
シルデナフィル錠は、国内の各種メーカーから出ているジェネリックです。
- シルデナフィル OD錠 VI「トーワ」
- シルデナフィル錠 VI「FCI」
- シルデナフィル錠 VI「YD」
- シルデナフィル錠 VI「キッセイ」
- シルデナフィル錠 VI「あすか」
- シルデナフィル錠 VI「DK」
- シルデナフィル錠 VI「SN」
- シルデナフィル錠 VI「テバ」
種類が豊富ですべて厚労省から認可されています。
ですので、病院やクリニックで多く処方されていますが、以下のようにデメリットもあります。
- ジェネリックなのに高い
- 通販ができない
ジェネリックは安いから魅力的なのですが、シルデナフィル錠は高いです。
クリニックによっては、バイアグラと価格が変わらないこともあります。
また、通販もできないので、医療機関で処方してもらう必要があります。
1錠あたりの価格が少し安くなったとしても、診察代がプラスされます。
従って、支払う金額は安くならないので、ジェネリック錠を処方してもらうメリットはありません。
カマグラ
カマグラは、1錠400円前後と安く流通しているジェネリックです。
メーカーは、アジャンタファーマというインドのムンバイにある会社が製造しています。
カマグラはバイアグラと効果が同じな上に、価格が3分の1以下です。
価格は安いのですが、カマグラは偽物が多く流出しています。
怪しい通販サイトで購入すると、偽物の可能性があるため、「お薬なび」や「空詩堂」など信頼できる通販サイトで購入しましょう。
カマグラゼリー
カマグラゼリーは、ED治療薬には珍しいゼリータイプです。
メーカーは、カマグラと同じアジャンタファーマが製造しています。
- 服用に水が必要ない
- 1包あたり400円と安い
- 錠剤よりも飲みやすい
- 錠剤より早く効果が出る
上記の理由から、カマグラゼリーを服用している方が多いです。
スーパーカマグラ
スーパーカマグラは、カマグラに早漏治療の有効成分「ダポキセチン」をプラスしたED治療薬です。
早漏とEDを治すには、通常なら以下のように1回の服用で3,000円~4,000円ほどかかります。
- バイアグラ(ED治療):1,300円~1,500円/1錠
- プリリジー(早漏治療):2,200円~3,000円/1錠
スーパーカマグラは1錠500円以下とコスパが良いので、EDと早漏に悩んでいる方から根強い人気があります。
ノボシル
ノボシルはゼリーや錠剤ではなくフィルムタイプのED治療薬です。
- 持ち運びが楽
- 錠剤より早く効果が出る
- 1シート320円と価格が安い
- フィルムタイプで服用しやすい
上記の理由から、若年層の利用者も多いです。
バイスマ
バイスマはジェネリックの中で、1,2位を争うほどの人気があるED治療薬です。
バイスマ4錠でバイアグラ1錠分の価格です。
レクメズ社(インド)が製造・販売をしているのですが、日本の医療従事者が管理しています。
- 日本語表記
- シートが切りやすい
- 錠剤を手で割ることができる
上記のように、他のジェネリックにはない気遣いがあるので人気があります。